京都でマンション売却する際の注意点は?流れや高く売るコツを解説

京都でマンション売却する際の注意点は?売却相場や高く売るコツを解説

「京都でマンション売却をしたい」「京都のマンションを高く売却するコツは?」

京都でマンションを売却したいと考えてる方には、早く高くマンションを売却したい方が多いのではないでしょうか?

2024年3月の京都のマンション売却相場は3,147万円と、月単位でもマンションの売却価格が大きく異なります。

京都でマンションを売却する際は、不動産売却業者に依頼するのがおすすめです。

この記事では京都のマンションを売却する際の注意点や高く売却するコツを紹介します。

京都でマンションを売却したいと考えてる方は是非参考にしてください。

この記事でわかること
  • 最新の京都のマンションの平均売却相場
  • 京都でマンションを売却する方法
  • 京都でマンションを売却する際の注意点や高く売るコツ
目次

【2024年最新】京都のマンションの平均売却相場は約3,000万円

京都市の中古マンションの平均売買相場は以下の通りです。

売却時期㎡単価(万円)平均金額(万円)
2024年1月49.45万円3,078万円
2024年2月43.00万円2,660万円
2024年3月50.47万円3,147万円
参照:マンスリーレポート No.136  2024年4月号|公益社団法人近畿圏不動産流通機構

京都市は商業地が多いので、地価上昇もあり、中古マンションの売買平均金額も緩やかに上昇しています。

インバウンドで観光客の増加や、都心なのでマンション需要も高いのが理由です。

今現在の金融緩和により、低金利で住宅ローンを組むことができるので、継続的に中古マンションの需要も増加し、平均売買金額も上がっていくと予想されてます。

京都のマンション売買相場の推移は?年々増加傾向にある

京都のマンション売却の推移
参考:マンスリーレポート|公益社団法人近畿圏不動産流通機構

国土交通省が公表している不動産価格指数において、全国の住宅全体の不動産価格指数は上昇中です。

公益社団法人近畿圏不動産流通機構が発表している資料によると、2015年に比べて2024年3月のマンションの売買価格は859万円も高くなっています。

また㎡2単価は、2024年3月時点で54.8万円と2023年3月の49.6万円に比べて、約5万円程単価が上がっています。

中古マンションの価格は全国で上昇中ですが、今後も上昇が期待できるとは限りません。

京都でマンション売却を考えている方は、できるだけ早く売却をするのがおすすめです。

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参考:不動産市場動向について|近畿レインズ

京都でマンション売却をする方法

京都でマンションを売却する場合、仲介と買取の2つの方法があります。

京都でマンション売却をする方法
売却方法内容メリットデメリット
仲介買主と売主の間に立って
売買契約を成立させる方法
・高値で売却できる可能性がある
・空室リスクがない
・トラブルが少ない
・時間がかかる
・仲介手数料がかかる
買取不動産会社が直接マンションを
買い取る方法
・すぐに現金化できる
・確実に売却できる
・仲介よりも安い価格になる
・希望の条件で売却できない

仲介は、買主と売主の間に立って、売買契約を成立させる方法です。

不動産会社が仲介業者として、価格設定、広告活動、買主候補との交渉などを代行します。

買取は、不動産会社が直接マンションを買い取る方法です。

それぞれのメリット・デメリットを理解し、自分に合った方法を選びましょう。

仲介は買主と売主の間に立って売買契約を成立させる方法

仲介とは、不動産会社が買主と売主の間に立って売買契約を成立させる方法です。

仲介のメリットは以下の通りです。

仲介のメリット
  • 高値で売却できる可能性がある
  • 空室リスクがない
  • トラブルが少ない

不動産会社は、市場調査に基づいて適切な価格を設定し、幅広い買主候補にアプローチすることで、高値で売却できる可能性があります。

また不動産会社が、契約書の作成や法令遵守などの手続きを代行するため、トラブルが少ないです。

反対に仲介のデメリットは以下の2つです。

仲介のデメリット
  • 時間がかかる
  • 仲介手数料がかかる

買主が見つかるまで時間がかかる場合があり、売却時期が限定されることがあります。

また売却代金の一定割合を、仲介手数料として支払う必要があります。

買取は不動産会社が買主となり直接マンションを買い取る方法

買取とは、不動産会社が飼い主となり直接物件を買い取る方法です。

買取のメリットは以下の通りです。

買取のメリット
  • すぐに現金化できる
  • 確実に売却でき
  • 手続きが簡単

買取は契約後すぐに、売却代金を受け取れることが一番のメリットです。

市場動向に左右されず確実に売却可能で、手続きも不動産会社が代行するため売主への負担が少ないです。

メリットがある一方、買取にはデメリットもあります。

買取のデメリット
  • 仲介よりも安い価格になる
  • 希望の条件で売却できない

市場価格よりも安い価格で買い取られるため、希望の売却時期や条件で売却できない場合があるので注意が必要です。

買取は迅速な現金化や空室リスク回避といったメリットがある一方で、仲介よりも安い価格になるといったデメリットもあります。

京都のマンション売却の流れ

京都におけるマンション売却の流れをわかりやすく解説します。

京都のマンション売却の流れ
  • 売却準備
  • マンション査定の依頼
  • 不動産売却業者と媒介契約を締結
  • 売却活動と買主との売買契約
  • 売買契約の締結
  • マンションの引き渡しと決済
  • 税金の手続き

京都でマンション売却を成功させるためには、売却準備をしっかり行うこと、売却方法を適切に選択すること、売却活動に積極的に取り組むことが重要です。

後悔のない売却をするために、しっかりと情報収集を行い、準備を進めましょう。

書類の準備・清掃・修繕などの売却準備

マンションを売却する際は、書類の準備・清掃・修繕などの売却準備を行いましょう。

売却準備は主に以下の3つを行います。

  • 必要書類の準備
  • 清掃
  • 修繕

マンション売却に必要な書類は以下の通りです。

  • 売買契約書:売主と買主が結ぶ契約書
  • 登記簿謄本:物件の所有権や抵当権などの情報を記載した書類

その他に、住民票、印鑑証明書、固定資産税納税通知書など、状況に応じて必要な書類があります。

またマンションを売却する際は、事前に部屋の清掃や修繕を行いましょう。

部屋を清潔にしておくことで、買主が見つかりやすく高値で売却できる可能性があります。

不動産売却業者にマンション査定依頼をする

マンションの売却準備ができたら、不動産売却業者にマンション査定依頼をしましょう。

マンションを査定する際は、数の業者に依頼するのがおすすめです。

複数の業者から査定結果が出たら、査定価格だけでなく、査定内容やサービス内容も比較検討します。

査定依頼の際には、希望売却価格等もしっかりと伝えたり、個人情報の取り扱いにも注意することが必要です。

京都の不動産売却業者と媒介契約を締結

査定結果を比較し、依頼する不動産売却業者を決定したら媒介契約を締結します。

媒介契約とは、売主と不動産会社が締結する契約です。

媒介契約を締結することで、不動産会社は売主の代わりに買主を探し、売買契約の成立に向けて活動することになります。

媒介契約を締結する際は以下の点に注意してください。

媒介契約を締結する際の注意点
  • 契約内容をよく確認する
  • 無理な条件を押し付けられないように注意する
  • 書面で契約を締結する

契約内容をよく理解し、疑問点があれば遠慮なく質問しましょう。

また口頭での約束はトラブルのもとになるので、必ず書面で契約を締結しましょう。

京都の不動産売却業者による売却活動

媒介契約を締結したら、不動産売却業者による売却活動が始まります。

マンションの売却活動は主に以下が行われます。

マンションの売却方法
  • インターネット広告:不動産情報サイトへの掲載
  • チラシ・広告:域住民向けにチラシや広告を配布
  • オープンハウス:買主候補が実際に物件を見学できる機会を設ける

また売主が積極的に協力することで、よりスムーズな売却を実現することができます。

売却活動中に売主がすること
  • 写真の準備
  • 内覧への対応
  • 価格交渉への参加

京都でマンション売却を成功させるためには、経験豊富な不動産売却業者に依頼し、積極的に売却活動を行うことが重要です

マンションの買主が決まったら売買契約を締結する。

売却活動を通して、マンションの買主が決まったら売買契約を締結します。

売買契約とは、売主と買主がマンションの所有権を移転することについて合意する契約です。

売買契約書には、以下の内容が記載されています。

売買契約の内容
  • 物件情報:物件の住所、広さ、築年数、間取り、設備など
  • 売買代金:売主が買主から受け取る代金
  • 支払い方法:売買代金の支払い方法
  • 引渡日:買主が物件を引き取る日
  • その他:修繕義務、瑕疵担保責任、契約解除条件など

売買契約書は、売主と買主が合意の上で署名捺印します。

署名捺印前に、必ず内容をよく確認し、疑問点があれば遠慮なく不動産売却業者に質問しましょう。

マンションの引き渡しと決済

買主と売買契約を締結後、マンションの引き渡しと決済を行います。

引き渡しから決済までの細かな流れは以下の通りです。

  • 抵当権抹消手続き:物件に抵当権が設定されている場合に行う
  • 所有権移転手続き:買主名義に所有権を移転する
  • 残金決済:売買代金の残金を決済する
  • 物件の引渡し:買主が物件引き取る

買主が物件を確認し、問題がなければ、売主から買主へ物件を引き渡します。

引渡し当日は、トラブルが発生しないよう、時間に余裕を持って行動しましょう。

マンション売却後は譲渡所得が発生するため確定申告を行う

マンション売却後は、譲渡所得が発生するため確定申告を行う必要があります。

譲渡所得とは、不動産の売却益のことを指します。

譲渡所得は、以下の式で計算できます。

譲渡所得 = 譲渡収入金額 - (取得費 + 譲渡費用)

譲渡所得が発生した場合、必ずしも確定申告が必要なわけではありません。

以下の条件を満たす場合のみ、確定申告が必要となります。

  • 所有期間が5年を超える土地や建物を売却した場合
  • 所有期間が5年以下の土地や建物を売却し、譲渡所得が30万円を超える場合

確定申告は、自分で行うこともできますが、税理士に依頼することもできます。

税理士に依頼すれば、確定申告漏れや過少申告を防ぐことができ、節税対策も期待できます。

京都のマンション売却に必要な費用

京都のマンション売却に必要な費用について解説します。

京都のマンション売却に必要な費用
  • 仲介手数料:不動産会社に支払う手数料
  • 修繕費:売却前に物件を修繕する際に発生する費用
  • 抵当権抹消費用:物件に抵当権が設定されている場合に抹消するために必要な費用
  • 印紙代:売買契約書などに貼る印紙代

仲介手数料は不動産売却業者に支払う手数料

仲介手数料とは、不動産会社に支払う手数料のことです。

不動産会社が、売主と買主の間に立って、物件の売買を成立させた際に報酬として支払われます。

仲介手数料の相場は、売買代金の2~3%程度です。

例えば、3000万円のマンションを売却した場合の仲介手数料は60万円~90万円程度となります。

仲介手数料の相場や支払い時期、値引き交渉などについて理解しておきましょう。

修繕費はマンションを売却するために必要な工事にかかる費用

修繕費とは、不動産を売却するために必要な修繕工事にかかる費用のことです。

具体的には、以下の費用が含まれます。

  • 雨漏りなどの修繕
  • 老朽化による修繕
  • バリアフリーに対応した修繕

抵当権抹消費用は不動産に設定されている抵当権を抹消するために必要な費用

抵当権抹消費用とは、不動産に設定されている抵当権を抹消するために必要な費用のことです。

抵当権とは、住宅ローンなどの借金の担保として設定される権利です。

抵当権抹消費用の費用は、登録免許税と事前調査費で構成されています。

  • 登録免許税
  • 事前調査費

抵当権抹消費用は、不動産を売却したり、住宅ローンを完済したりする際に必要な費用です。

費用や支払い方法、注意点などを理解した上で、手続きを進めることが重要です。

印紙代はマンション売買契約書などの法的な文書に貼る印紙の代金

印紙代とは、不動産売買契約書などの法的な文書に貼る印紙の代金のことです。

マンション売却時に必要となる印紙は以下の通りです。

  • 不動産売買契約書:売買代金に応じて印紙金額が異なる
  • 譲渡所得税申告書:不動産を売却することで得た利益に対して課税される税金

印紙は、郵便局や金券販売店で購入することができます。

京都でマンション売却する際の注意点と高く売却するコツ

マンションを売却する際の注意点と高く売却するコツを紹介します。

マンション売却を成功させるコツ
  • 売却のタイミングは2~3月がおすすめ
  • 余裕をもって売却期間を決める
  • 信頼して任せられる不動産会社を選ぶ
  • リフォームは不動産会社と相談する
  • 内覧時の対応に注意する

以下で詳しく解説します。

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売却のタイミングは2~3月がおすすめ

京都でマンションを売却するには、売れやすくなる2~3月がおすすめです。

4月から新生活に向けてマンションの需要が高くなるので2~3月はマンションが売れやすくなります。

この時期は買主が多いので、気に入った物件があれば少しでも高くても買いたいと考える人が多く、買主も競合するので安売りしてしまうリスクも軽減できます。

一番マンション需要が高まる2~3月に売却できるように12月ごろから売却活動することで、早期売却や高値で売却できる可能性が高まります。

余裕をもって売却期間を決める

マンションを高く売却するには、売却期間を長期的に考えることも大切です。

短期間で売却を考えると、買主が現れるまで時間がかかった場合は、値引きして買主を探すことになります。

本来の価値で売却するには最低でも半年間、売却活動して買主が見つかるのを待った方が高く売却できる可能性が高くなります。

このような理由から、売却する際はスケジュールに余裕をもって売却活動することで、高く売却することができるのでおすすめです。

信頼して任せられる不動産会社を選ぶ

マンション売却を成功させるコツは、信頼して任せられる不動産会社を選ぶことです。

不動産会社には「駐車場やアパートの賃貸や管理が得意」「マンションや戸建ての売却が得意」など得意分野があります。

不動産売却の実績が豊富で、得意とする不動産会社に依頼をしましょう。

また、売却したいマンションがある場合は、京都エリアでの売却を得意とする不動産会社に依頼がおすすめです。

実績が豊富な不動産会社であれば、内見時にマンションの室内のことだけでなく、周辺環境まで詳しく買い手に案内してくれます。

リフォームは不動産会社と相談する

マンション売却を成功させるコツは、リフォームをする際は不動産会社と相談することです。

大掛かりなリフォームをしても、リフォーム費用に見合った売却額が提示されるとは限りません。

近年は自分好みにフルリノベーションしたい買い手も増えているため、マンションの状態を考えながら、プチリフォームやハウスクリーニングを検討しましょう。

売却したいマンションにリフォームやハウスクリーニングが必要かどうかは、不動産会社に相談してから決めるのが高く売るための成功のコツです。

内覧時の対応に注意する

マンションを高く売却するコツとしては、内覧時に魅力を最大限に引き出すことも有効です。

内覧時には、室内を整理整頓して、明るくスッキリ見せるようにしましょう。

荷物が多い場合、レンタルコンテナなどを利用する方法もあります。

室内を明るく見せるためには、日当たりが良い時間帯に内見をするのも有効です。

また、内見時の売主の対応も大切です。

気持ちの良い対応を心がけることによって、交渉もスムーズに進みます。

明るくスッキリしたお部屋と、気持ちの良い対応が売却成功へとつながります。

値引き交渉を見越した金額の設定をする

マンション売却を成功させるコツは、値引き交渉を見越した金額の設定をすることです。

マンション売却の際に買主が値下げ交渉をすることはよくあります。

売り出し価格は、値下げ交渉されることを加味して、希望売却価格より少し高い値段を設定するのがおすすめです。

売り出し価格を希望売却額に設定したら、値下げ交渉の際に対応できず、機会を損出する場合もあり、値下げ交渉に応じて、希望売却額より下回った金額で売却することもあります。

上記のように希望売却額より安くならないように、値引き交渉を見越した金額を設定するようにしてください。

まとめ

この記事では京都でマンション売却をする際の注意点や高く売るためのコツを紹介しました。

  • 売却のタイミングは2~3月がおすすめ
  • 余裕をもって売却期間を決める
  • 信頼して任せられる不動産会社を選ぶ
  • リフォームは不動産会社と相談する
  • 内覧時の対応に注意する
  • 値引き交渉を見越した金額の設定をする

後悔のない売却をするために、しっかりと情報収集を行い、準備を進めましょう。

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