コロナ渦において、不動産が通常よりも高額査定されていることをご存じですか。
今回は、京都で不動産売却を検討中の方向けに、コロナ渦でも不動産がなぜ高額査定になるのかを、京都の不動産のプロが解説します。
【不動産売却】コロナ渦ではなぜ高額査定が出やすいのかプロが解説!
2022年の最新不動産動向をみてみると、国土交通省が発表している「不動産価格指数」によると令和3年11月の住宅総合指数は前月比0.5%増の124.0でした。
さらにコロナ渦前である令和元年11月の住宅総合指数は115.7であり、コロナ渦においても上昇傾向にあることが数字でも分かります。(参考:国土交通省不動産価格指数)
では、なぜコロナ渦では高額査定が出やすいのでしょうか?
京都の不動産が高額査定されている背景には、コロナ渦の影響や金融政策緩和など、以下のようにさまざまな視点から考えられます。
- 不動産に対する意識の変化
- 新築住宅や新築マンションの価格が上昇
- 住宅ローン控除の適用期限の見直し
- 超低金利時代
- 京都の不動産の高額取引と買取業者の在庫状況
不動産に対する意識の変化
コロナ渦でテレワークによる在宅時間が増えたことによって、住居への関心が高まりました。
テレワークにより家族との距離を考えるようになり、部屋数が多く広い住宅へと関心が広がっています。
また、テレワークの普及により場所を問わずに働けるので、好きな場所に住むという選択肢ができました。
このように不動産の購入意欲が高まり、不動産の需要が増えたので、コロナ渦でも高額査定となっているのです。
新築住宅や新築マンションの価格が上昇
昨今では建築費の高騰が重なり、新築住宅や新築マンションの価格が上昇しています。
建築費高騰の要因は、アメリカを中心としたやその他海外での住宅需要増加によって、木材価格が高くなったことです。
輸入木材が高くなったので、国内木材も値上がりしています。
日本だけではなく海外においても、コロナ渦で自宅時間が増えたことによって住宅を見直す人が増えたのです。
さらには日本国内においても、物価やエネルギーの高騰から、さらに新築戸建や新築マンションの価格の上昇が推測されます。
このように新築戸建や新築マンションの高騰により、消費者の住宅購入予算がついていけなくなっているので、中古物件の購入意欲が高まってきています。
従ってコロナ渦での不動産売却は高額査定されているのです。
住宅ローン控除の適用期限の見直し
住宅を購入する後押しとなっていた住宅ローン控除。
2021年12月31日をもって終了する予定でした。
しかし住宅ローン適用期限が4年間延長されました。
中古住宅の取得においても住宅ローン控除の適用期限が4年間延長されたのです。
借入限度額は2,000万円、控除率は0.7%、控除期間は10年間となります。
住宅ローン控除の適用期限が4年間延長となったことによって、中古住宅への購入意欲が高まる方も多くなると予想されます。
このことから中古住宅購入への関心が高まり、不動産売却は高額査定されることにつながります。
超低金利時代
金融政策緩和と銀行同士の競争もあって、2022年も住宅ローン金利は超低金利時代が続くと予想されます。
固定金利にはわずかな上昇が見られますが、変動型金利においては変化がなく、みずほ銀行の変動型金利は0.37%(2022年3月現在)とまだまだ超低金利時代が続いている状況です。
このことからも、消費者の住宅購入意欲は高まっている傾向にあるため、不動産売却も高額査定が期待されます。
京都の不動産の高額取引と買取業者の在庫状況
さらに先述してきたように、住宅の購入意欲が高まっているため、買取業者の不動産買取数が減少し、在庫数が足りない状況です。
在庫数が足りない状況なので、不動産市場では不動産買取の競争率が高まり、不動産を高値で買い取る動きがあります。
従って京都の不動産においても高額査定されているのです。
京都の不動産は、コロナ渦でも実際の取引価格が上昇しているのが分かります。
中古戸建成約平均価格は、コロナ渦になる前の2019年2月は2,009万円であったのに対して、2022年2月には2,434万円と上昇傾向にあります。
(参考:REINS TOWER レインズデータライブラリー)
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コロナ渦だからこそ高額での不動産売却がチャンス!
コロナ渦でなぜ高額査定がされているのかは、新築住宅や新築マンションの価格が高騰、住宅ローン控除適用期間の延長、超低金利時代、不動産購入意識の高まり、買取在庫数の減少という理由があげられました。
コロナ渦での不動産売却では高額査定が出る可能性が高いので、不動産売却をお考えの方は今がおすすめです。
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