不動産売却の流れ6ステップを図解で解説!

不動産売却の流れ6ステップを図解で解説!

「不動産売却の流れが知りたい」

「査定依頼から引き渡しの手順は?」

不動産売却の流れは以下の通りです。

不動産売却の流れ期間
1.相場を調べて売却時期を決める1ヵ月
2.不動産売却営業に査定依頼をする
3.不動産売却業者と媒介契約を終結する3~6か月
4.不動産売却業者が売却活動をする
5.買主と売買契約を終結する1~2ヵ月
6.買主に物件を引き渡す

不動産売却は一般的に3~6ヵ月程度かかるとされています。

不動産売却の流れとポイントを押さえておくことで、納得のいく条件で売却できるでしょう。

本記事では、不動産売却に必要な6ステップをわかりやすく図解とともに解説します。

さらに、各ステップで重要な判断ポイントや注意点も合わせて紹介します。

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目次

【全体像】不動産売却の流れの6ステップ

不動産売却の流れを図解で解説すると以下の通りです。

不動産売却の流れを表す図解

それぞれについて詳しく解説します。

1.相場を調べて売却時期を決める

まずは、「いくらで売れるか」と「いつ売るか」を見極めましょう。

市場の価格帯と売却タイミングの目安を把握することで、より有利な条件で売却できます。

相場の調べ方
売却時期を決めるポイント
  • 需要が高まる「春(3〜4月)」「秋(9〜10月)」に売却できるように準備する
  • 築年数が経つほど価値は下がる傾向にあるため、早めに判断する

価格と時期のバランスを見極め、売り時を見逃さないことが大切です。

2.不動産売却営業に査定依頼をする

不動産売却の相場が把握できたら、実際に査定を依頼して価格の目安を明確にしましょう。

プロによる査定は、市場価格と売却物件の個別要因を踏まえて、実売価格に近い見積もりを出してくれます。

査定方法の種類には2種類あります。

査定方法内容制度時間
机上査定物件情報だけで行う簡易査定数時間~1時間
訪問査定現地を見て周辺環境や劣化状態を確認1~3日

また、査定時のポイントは以下の通りです。

査定依頼時のポイント
  • 3〜5社に依頼して価格や対応を比較する
  • 高額提示のみに惑わされず、査定根拠や販売戦略を確認する
  • 対応が誠実かどうか

複数の業者から査定額をもらうことで、それぞれの業者の査定基準や強みを把握できます。

また、価格だけでなく「誰に任せたいか」という視点で、不動産会社を見極めていくことが大切です。

3.不動産売却業者と媒介契約を終結する

不動産売却業者と媒介契約を終結する

不動産の査定を行った後は、不動産売却業者と媒介契約を締結します。

媒介契約とは、不動産会社に売却活動を依頼する契約です。

媒介契約をすることで、不動産会社に売却活動を依頼して多くの買主候補にアプローチをしてもらえます。

不動産売却業者と媒介契約をする前に以下のポイントを確認しましょう。

契約タイプ特徴有効期間複数社依頼売主からの売却活動
専属専任媒介1社のみ/自己発見の買主にも仲介必須制限なし××
専任媒介1社のみ/自己発見の買主には直接契約可能3ヵ月を超えることはできない×
一般媒介複数社に依頼可

参考:全日本不動産協会│専任媒介契約における自動更新条項

また、契約時には以下のポイントを確認しておきましょう。

契約時のチェックポイント

どの契約形態を選ぶかは、信頼度・スピード・売却方針によって異なります。

比較検討したうえで、自分に合った契約方法を選びましょう。

4.不動産売却業者が売却活動をする

媒介契約を結ぶと、不動産会社は本格的に売却活動をスタートします。

物件情報の発信や問い合わせ対応、内見の調整など、多くの業務を代行してくれます。

不動産会社が行う主な売却活動は以下の通りです。

主な売却活動
  • ポータルサイト(SUUMO・HOME’Sなど)への掲載
  • 自社顧客への紹介・DM送付
  • レインズ(不動産流通機構)への登録
  • チラシ配布や地域密着の宣伝活動
  • 問い合わせ対応・内見調整・現地案内

また、売主が売却活動で確認するべきポイントもあります。

確認するべきポイント
  • 掲載写真の質や掲載文の内容
    第一印象が大切なため、写真や説明文の工夫しましょう。
  • 問い合わせ数や反応の定期報告があるか
    売却状況の「見える化」ができていると、安心して任せられる。
  • 販売戦略を柔軟に対応してもらえるか
    価格見直しや条件調整など、柔軟に対応できるか確認する。

売却期間中は、業者任せにしすぎず、定期的に状況確認をすることで、より納得のいく成約につながります。

5.買主と売買契約を終結する

購入希望者が現れたら、具体的な契約に進みます。

売買契約では物件の引渡し条件や支払方法、引渡日などが詳細に定められます。

一度締結されると法的拘束力が発生するため、慎重な確認が求められる工程です。

売買契約の流れ
  • 買主による購入申込書の提出
  • 価格・引渡条件の最終調整(交渉)
  • 重要事項説明書の説明を受ける
  • 売買契約書の読み合わせと署名捺印
  • 手付金(売買価格の10%程度)の受領

売買契約の際は以下のポイントを確認しておきましょう。

確認しておくべきポイント
  • 手付解除や違約金の条件
  • 瑕疵担保責任(インスペクションの有無など)
  • 引渡し前の修繕・原状回復に関する取り決め

契約書の内容に少しでも疑問があれば、その場で確認を。焦らず、納得できる形で契約に進むことが大切です。

6.買主に物件を引き渡す

売買契約が完了すると、最後は「物件の引き渡し」です。

引渡し日には、残代金の受領・登記変更・鍵の受け渡しなど、法的にも重要な手続きがまとめて行われます。

引き渡し当日の主な流れ
  • 残代金の支払い(買主→売主)
  • 司法書士による所有権移転登記
  • 固定資産税等の清算
  • 鍵や設備の受け渡し
  • 最終的な現況確認(室内確認など)

固定資産税は毎年1月1日時点の土地や建物の所有者に課税されるので、売却した年の固定資産税は、売却日までの日割り計算で売主が支払うことになります。

また、引き渡し前までに以下の準備をしておきましょう。

引き渡し前に行う準備
  • 公共料金(電気・ガス・水道)の解約手続き
  • 家具・家電の撤去
  • 契約時に取り決めた修繕が完了しているか確認
  • 住民異動

引渡しが完了すれば、売主としての責任も終了します。

最後まで丁寧に準備して、トラブルなく締めくくりましょう。

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所在地〒603-8165
京都市北区紫野西御所田町13番地1
電話番号075-415-7622
0120-919-176
営業時間9:00~18:00
定休日毎週水曜日 第一・第三火曜日
アクセス「北大路堀川」交差点南側を西へ50m
京都市バス「堀川北大路」バス停が最寄り

不動産売却の流れについてよくある質問

不動産の流れについてよくある質問を紹介します。

不動産売却にかかる期間はどのくらいですか?

平均的には「売却開始から引き渡し完了まで3〜6ヶ月」が目安です。

物件の立地や価格、需要によって期間は変動します。

売却前にリフォームはした方がいいですか?

基本的には不要です。

リフォーム代が売却価格に反映されにくいため、必要最低限の修繕や清掃で十分です。

不動産売却を個人で行うことは可能ですか?

不動産売却を個人で行うことは、デメリットが大きいため、おすすめはできません。

  • 売却活動が困難になる
  • 法的な手続きが煩雑で手間がかかる
  • トラブル発生のリスクが高まる
  • 売却価格が低くなる可能性がある

不動産売却は、専門知識と経験が必要な複雑な取引です。

個人で行うと、多くの時間と労力がかかり、トラブルにも巻き込まれるリスクがあります。

スムーズな売却を実現するためには、実績のある不動産会社に依頼することを強くおすすめします。

ローン残債があっても売却できますか?

可能です。

売却代金で残債を完済できる場合は問題ありません。

完済できないケースでは「任意売却」などの選択肢もあります。

詳しく知りたい方はこの記事をチェック!

まとめ

不動産売却は、正しい流れを理解し、各ステップで適切な判断をすることが大きな成功要因となります。

特に、相場調査・査定依頼・媒介契約の選定といった初期段階で慎重に行動することで、売却後の満足度が変わってきます。

今回紹介した6つのステップをしっかり踏み、信頼できるパートナーと進めていけば、トラブルなく、希望条件に近い形で売却を完了することができるでしょう。

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