「京都の空き家を売却をしたい」「空き家を売却するときの流れや費用は?」
京都に空き家を持っている方は、すぐに売却するのがおすすめです。
空き家を放置していると、劣化により建物の価値が下がり希望価格で売却できなかったり、固定資産税や維持費が発生し経済的に負担がかかってしまいます。
京都の空き家を売却する方法は4つあり、確実に高く売るなら不動産会社に依頼するのがおすすめです。
- 中古住宅・古家付き土地として売却
- 空き家を解体して更地にしてから売却
- 空き家を不動産会社に直接買い取ってもらう
- 空き家バンクを利用して売却
この記事では、京都の空き家売却の方法・流れ・費用について詳しく解説しています。
京都で空き家売却を考えている方や、空き家を放置してしまっている人は是非参考にしてください。
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好条件売却ができる3つの理由
- 長年の大工経験を活かした査定
- 実績1万件以上の豊富な査定実績
- スピード対応と安心取引の両立が可能
京都の空き家は売却するのがおすすめ
京都で空き家を持っている場合、売却するのがおすすめです。
空き家を放置すると維持費や固定資産税がかかるため経済的な負担になったり、防犯上のリスクも高く、地域の景観や環境にも悪影響を及ぼすことがあります。
空き家を売却することで、以下のようなメリットがあります。
- 維持費や固定資産税の負担がなくなる
- 防犯リスクが減少し、安心して生活できる
- 景観改善や地域の活性化に寄与できる
上記の理由から、京都で空き家を持っている場合、売却することを検討するのがおすすめです。
京都の空き家の売却方法は?
京都で空き家を売却する方法は主に以下の4つがあります。
- 中古住宅・古家付き土地として売却
- 空き家を解体して更地にしてから売却
- 空き家を不動産会社に直接買い取ってもらう
- 空き家バンクを利用して売却
それぞれの方法には、特徴やメリットが異なります。
空き家の売却方法を理解し、自分に合った売却方法を選ぶことで、スムーズな売却が可能です。
以下では京都で空き家売却する方法を詳しく説明していきます。
中古住宅・古家付き土地として売却する
京都の空き家は、中古住宅・古家付き土地として売却するのがおすすめです。
- 物件をそのまま活用できるからリフォーム・解体費用を削減が可能
- 土地と建物を一括提供できる
この売却方法は、物件の状態をそのまま活かせるため、リフォームや解体の費用を抑えられます。
また、買い手にとっても土地と建物の両方が手に入るため、魅力的な選択肢となります。
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空き家を解体して更地にしてから売却する
京都で空き家を売却するなら、解体して更地にしてから売却する方法も有効です。
この方法では、古い建物を解体して土地のみを売却します。
土地のみの状態にすることで、買い手が自由に建物を建てられるため、幅広い需要に応えられます。
- 買い手が望む条件に合わせやすくなり土地の価値が高まる
- 古い建物の管理や維持費の負担を軽減できる
解体して更地にすることで、買い手が望む条件に合わせやすくなり、土地の価値が高まります。
この方法は、建物が老朽化している場合や土地の価値が高い場所での売却に適しています。
また、速やかに売却したい方や維持管理の手間を省きたい方にもおすすめです。
空き家を不動産会社に直接買い取ってもらう
京都で空き家を売却する際には、不動産会社に直接買い取ってもらう方法があります。
不動産会社に空き家を直接売却する方法で、不動産会社が買い取りを行うため、売却までのプロセスが迅速で、手続きも簡単です。
- 売却が早く完了し、現金化が迅速に行える
- 空き家の状態に関係なく売却可能
不動産会社に直接買い取ってもらう方法は早急に売却を希望する方や、空き家の状態が悪くて買い手が見つかりにくい場合に適しています。
また、手間をかけずに確実に売却したい方にもおすすめです。
空き家バンクを利用して売却する
京都で空き家を売却する際には、空き家バンクを利用する方法も効果的です。
空き家バンクは、自治体が運営する空き家の情報を提供するサービスで、地方移住や空き家再利用を希望する人に特化した売却方法です。
このサービスを利用することで、空き家を探している人々に効率的に情報を提供できます。
- 費用をかけずに広範囲に公開
- 自治体の支援を受けやすい
空き家バンクを利用することで、費用をかけずに広範囲に情報を公開でき、買い手が見つかりやすくなります。
空き家バンクを利用する方法は特に地方移住を希望する人や、空き家の再利用を考えている人に向けて売却したい場合におすすめです。
京都府の自治体が運営する空き家バンク一覧
舞鶴市 | 京都府舞鶴市移住定住ポータルサイト「MYLIFE」 |
---|---|
綾部市 | 移住立国あやべ たんたんターン |
宮津市 | たんたんターン 京都府北部UIターンプロジェクト |
城陽市 | 城陽市空き家バンク制度 |
八幡市 | 一般社団法人 八幡市空き家バンク |
南丹市 | 南丹市空き家バンク |
木津川市 | 空家バンクについて |
久御山町 | 久御山町空き家バンク |
井手町 | 井手町空き家及び空き地バンク |
南山城村 | 南山城村空き家バンク |
京都の空き家売却の流れについて解説
京都の空き家売却の流れについて解説します。
一般的に以下の様な手順で、空き家の売却を行います。
- 複数の不動産会社に空き家の査定を依頼する
- 不動産会社と媒介契約を締結する
- 不動産会社が販売活動を開始する
- 購入希望者がいれば内見対応を行う
- 購入希望者との価格交渉をする
- 購入希望者と売買契約を締結する
- 残金決済と空き家の引き渡しをする
上記の項目について1つずつ詳しく説明していきます。
複数の不動産会社に空き家の査定を依頼する
京都で空き家売却を成功させるためには、まず複数の不動産会社に査定を依頼しましょう。
複数業者に依頼することで、異なる視点から空き家の価値を評価し、最適な売却価格を見つけることができます。
- 不動産会社の選定:信頼性や実績を確認し、複数の会社を選ぶ。
- 査定の依頼:各社に査定を依頼し、訪問査定やオンライン査定を活用。
- 結果の比較:査定結果を比較し、納得のいく売却価格を設定。
不動産会社ごとに査定方法や評価基準が異なるため、一社だけの査定では不十分な場合があります。
複数の不動産会社に査定を依頼することで、空き家売却を有利に進めることができます。
不動産会社と媒介契約を締結する
空き家の査定が終わったら、不動産会社と媒介契約を締結します。
媒介契約を結ぶことで、不動産会社が正式に売却活動を開始し、物件の宣伝や買主の探索を行います。
媒介契約には「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」の3種類があります。
専属専任媒介契約を結ぶと、不動産会社が積極的に売却活動を行い、短期間での売却が期待できます
一方、一般媒介契約は複数の会社が同時に動くため、広範囲でのアプローチが可能です。
媒介契約を結ぶ際は、自分の売却目標や状況に応じて最適な契約形態を選ぶことが大切です。
不動産会社が販売活動を開始する
媒介契約を締結後、不動産会社が販売活動を開始します。
販売活動とは、不動産会社が物件の宣伝や買主の探索を行うことです。
不動産会社は、物件情報を自社のウェブサイトや不動産ポータルサイトに掲載し、物件の魅力を最大限に引き出す写真や説明文を使用します。
- ウェブサイト掲載:物件情報をオンラインで公開
- チラシ広告:物件情報を紙媒体で配布
- オープンハウス:物件を開放して見学会を開催
- SNS活用:SNSで物件情報を拡散
不動産会社が販売活動を開始することで、空き家売却の成功率が大幅に向上します。
多様な販売手法を駆使することで、短期間での売却が期待できます。
購入希望者がいれば内見対応を行う
購入希望者が現れたら、内見対応を行います。
内見対応とは、購入希望者が実際に物件を見学することを指し、物件の魅力を直接伝える絶好の機会です。
まず、内見対応の準備として、物件を清潔に保ち、魅力的に見せることが大切です。
また、不動産会社が内見のスケジュールを調整し、購入希望者の質問に答えるために準備をします。
内見時には以下のポイントに注意しましょう。
- 清掃:部屋全体を清掃し、ゴミや不用品を取り除く
- 香り:室内に良い香りを漂わせ、購入希望者に良い印象を与る
- 照明:照明を適切に配置し、部屋が明るく見えるようにする
内見を通じて購入希望者に良い印象を与えることで、売却の成功に繋がります。
購入希望者との価格交渉をする
空き家の購入希望者がいれば、価格交渉をします。
交渉は売主にとって非常に重要で、適切な価格設定と譲歩が必要です。交渉をうまく行うことで、希望する価格に近づけることができます。
- 査定価格の確認:不動産会社による査定価格を確認する
- 相場の理解:周辺の市場相場を把握し価格設定の根拠を明確する
- 交渉戦略の準備:最低限譲れる価格ラインを決めてどの程度の値引きに応じられるかを事前に考える
- 価格交渉の実施:購入希望者からのオファーを受け取り、相手の希望を理解しつつ自分の条件を提示する
価格交渉は空き家売却の成否を左右する重要なステップです。
適切な準備と柔軟な対応が、満足のいく売却につながります。
しっかりと準備し、自信を持って交渉に臨むことが空き家売却成功の鍵です。
購入希望者と売買契約を締結する
空き家売却の価格交渉ができたら、購入希望者と売買契約を締結します。
売買契約は、購入者と売主の間で正式な取引を確定するために必要です。
- 契約書の作成:契約内容を詳しく記載した契約書を作成
- 必要書類の準備:売主は登記簿謄本や身分証明書、印鑑証明書などを準備する
- 契約締結:双方が内容を確認し、同意した上で署名・捺印を行う
- 手付金の支払:契約締結時に購入者から手付金が支払われる
売買契約によって、双方の権利と義務が明確にされ、後のトラブルを防ぐことができます。
適切な準備と確認を経て、安心して契約を結ぶことが大切です。
しっかりと手続きを進めることで、トラブルのないスムーズな売却が可能になります。
残金決済と空き家の引き渡しをする
購入希望者と売買契約を締結したら、残金決済と空き家の引き渡しをします。
残金決済とは、購入者が物件の購入代金の残額を支払う手続きのことです。
残金決済と空き家の引き渡し流れは以下の通りです。
- 決済日の調整:売主と買主、そして銀行のスケジュールを調整し、決済日を設定する
- 必要書類の準備:売主は登記済権利証や印鑑証明書など、必要な書類を準備する
- 残金の受領:決済日に銀行で残金を受け取り、同時に所有権移転の手続きを行う
- 引き渡し:残金の支払いが完了したら、鍵や必要な書類を買主に引き渡す
残金決済と引き渡しをスムーズに行うことで、売主と買主の間で正式に物件の所有権が移転し、売却手続きが完了します。
京都の空き家売却にかかる費用は?目安や計算式について解説
京都の空き家売却にかかる費用は以下の通りです。
- 媒介契約の仲介手数料
- 空き家の修繕費やリフォーム費用
- 土地の境界などの測量費用
- 名義変更や抵当権抹消の登記費用
- 売買契約書に貼付する印紙代
- 譲渡所得税
各項目について以下で詳しく説明していきます。
媒介契約の仲介手数料
京都で空き家を売却する際、不動産会社との媒介契約に伴う仲介手数料が発生します。
仲介手数料は、不動産会社が物件の宣伝や購入希望者との交渉を代行するための費用です。
この手数料は成功報酬制で、売却が成立した際に支払われます。
売却価格 | 仲介手数料の計算式 |
---|---|
400万円以下 | 売却価格の4% + 2万円 + 消費税 |
400万円超1000万円以下 | 売却価格の3% + 6万円 + 消費税 |
1000万円超 | 売却価格の3% + 6万円 + 消費税 |
空き家を3000万円で売却した場合、仲介手数料は「3000万円 × 3% + 6万円 = 96万円」となり、消費税を加算した金額を支払うことになります。
空き家の修繕費やリフォーム費用
空き家売却をする際は、修繕費やリフォーム費用がかかります。
購入希望者は物件の状態を重視するため、修繕済みの物件はより高く売れる傾向にあります。
修繕箇所 | 費用目安 |
---|---|
外壁塗装 | 約50万円〜100万円 |
内装リフォーム | 約30万円〜80万円 |
水回り修理 | 約20万円〜50万円 |
例えば、外壁の塗装を新しくすることで物件の印象は大きく向上します。
さらに、内装のリフォームや水回りの修理も重要です。
特に水回りは、購入者が家庭生活をイメージしやすくなるため、優先的に手を入れると良いでしょう。
これらの費用を考慮し、計画的に修繕やリフォームを進めることで、京都での空き家売却がよりスムーズに、高額で実現する可能性が高まります。
土地の境界などの測量費用
京都の空き家を売却する際には、土地の境界を明確にするために測量費用が発生します。
測量費用は購入希望者に対して正確な土地情報を提供し、後のトラブルを防ぐために必要です。
具体的な測量費用は土地の広さや形状、地域によって異なりますが、一般的には20万円から50万円程度が目安です。
この費用は、測量士の報酬や必要な機材の使用料、測量結果を基にした書類作成費用などが含まれます。
測量費用は一見高額に思えるかもしれませんが、正確な土地情報を提供することで、購入希望者の信頼を得ることができ、スムーズな売却が可能になります。
名義変更や抵当権抹消の登記費用
空き家を売却する際、名義変更や抵当権抹消の登記費用が発生します。
登記手続き | 費用目安 |
---|---|
名義変更登記 | 約5万円〜10万円 |
抵当権抹消登記 | 約1万5千円〜3万円 |
名義変更とは、物件の所有者を現在の所有者から購入者に変更する手続きです。
名義変更は司法書士に依頼することが一般的で、費用は物件の評価額によって変わりますが、5万円から10万円程度が目安となります。
抵当権とは、住宅ローンなどの担保として設定される権利です。
抵当権抹消登記も司法書士に依頼することが多く、費用は1万5千円から3万円程度が目安になります。
正確な費用を知るためには、司法書士に相談するのがおすすめす。
京都での空き家売却をスムーズに進めるために、登記費用の準備を忘れずに行いましょう。
売買契約書に貼付する印紙代
空き家を売却する際、売買契約書に貼付する印紙代が必要です。
印紙税は、法的に有効な契約書を作成するために必要な費用で、契約金額に応じて変動します。
具体的な印紙代は以下のようになります。
契約金額 | 印紙代 |
---|---|
500万円超〜1,000万円以下 | 5,000円 |
1,000万円超〜5,000万円以下 | 10,000円 |
5,000万円超〜1億円以下 | 30,000円 |
1,000万円の物件を売却する場合、契約書に貼付する印紙代は1万円です。
印紙代を払わないと、契約書が無効になる場合があるため、注意が必要です。
事前に契約金額に応じた印紙を準備し、スムーズに売却手続きを進めることが、京都での空き家売却を成功させるポイントです。
譲渡所得税
空き家を売却する際、譲渡所得税が発生することを理解しておくことが重要です。
譲渡所得税は、売却によって得た利益に対して課せられる税金で、売却価格から購入時の価格や売却にかかった諸費用を差し引いた額に対して計算されます。
譲渡所得税には短期譲渡所得税と長期譲渡所得税の二種類があります。
不動産の所有期間が5年以下の場合は短期譲渡所得税、5年超の場合は長期譲渡所得税が適用されます。
所有期間 | 税率 |
---|---|
5年以下 | 約39.63% |
5年超 | 約20.315% |
譲渡所得税を正確に計算し、予算に組み込むことが重要です。京都での空き家売却を成功させるために、税務署や税理士に相談し、正しい情報を得ることをお勧めします。
京都で空き家を放置するデメリット
京都で空き家を放置するデメリットとしては、以下のような点が挙げられます。
- 劣化することで建物の価値が下がる可能性がある
- 建物の倒壊の危険性が高くなり近隣住民に迷惑をかける
- 固定資産税がかかる
ここでは空き家を放置するデメリットを詳しくご紹介します。
劣化することで建物の価値が下がる可能性がある
誰も利用せずに放置したままの空き家は、居住者がいる家に比べて急速に劣化してしまいます。
劣化の原因は、空き家の換気がされないため、湿気が溜まってしまうからです。
湿気が溜まることで、室内にカビが発生すると、建物の内部を腐らせてしまいます。
中古物件として売却できる空き家だったとしても、劣化や汚れなどで建物の価値が下がる可能性が高いです。
空き家の劣化を進ませないためには、月に2回ほどは空き家に訪れて換気や掃除をおこないましょう。
建物の倒壊の危険性が高くなり近隣住民に迷惑をかける
空き家の劣化が進み、建物の倒壊の危険性が高くなるのもデメリットの一つです。
万が一倒壊したり、建物の一部が崩れたりした場合は、近隣住民へ被害を及ぼしかねません。
空き家に倒壊の危険性があると判断された場合、行政から指導が入ります。
京都市では、「京都市空き家等の活用、適正管理等に関する条例」と「空き家等対策の推進に関する特別措置法」に基づき、放置状態にある空き家の所有者に対して、必要な措置をとるよう指導等がおこなわれています。
近隣住民からの通報があった場合、京都市が現地調査をおこなったのちに指導や助言をおこない、改善されない場合には解体の措置がなされます。
解体費用の負担者は空き家の所有者になるので、行政からの指導が入らないように管理をしっかりおこないましょう。
固定資産税がかかる
空き家を放置するデメリットは、固定資産税がかかることです。
誰も利用していない空き家でも固定資産税は発生します。
京都市から「管理不全空き家等に対する指導」が入っても改善されない場合、固定資産税の減額措置が外されて以下の計算になります。
固定資産税評価額×1.4%
空き家を放置していると、住宅用地に適用される減額措置がされた場合の固定資産税より高くなってしまいます。
そのため空き家を所持している方は、なるべく早く売却するのが
まとめ
この記事では、京都で空き家を売却する方法・流れ・費用について紹介しました。
京都で空き家を売却する方法は以下の4つです。
- 中古住宅・古家付き土地として売却
- 空き家を解体して更地にしてから売却
- 空き家を不動産会社に直接買い取ってもらう
- 空き家バンクを利用して売却
それぞれの売却方法の特徴やメリットをしっかりと理解して、空き家売却を成功させましょう。
京都で空き家売却をするなら!
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