京都で不動産を売却する際、不動産査定書が必要です。
「不動産査定書とは何か」「不動産査定書について知りたい」とお考えの方も多くいらっしゃるのではないのでしょうか。
今回は、不動産査定書の概要、内容や読み解き方に加えて見極めるポイントなどについてご紹介します。
京都で不動産売却を検討中の方必見!知っておきたい不動産査定書とは?
不動産査定書から査定額や査定の根拠を読み解くのはもちろんですが、売却を安心して依頼できる京都の不動産会社であるかどうかを見極められるポイントにもなります。
この記事を参考に不動産査定書の概要や読み解き方を理解して、安心できる京都の不動産会社に売却の依頼をしてください。
不動産査定書とは
不動産査定書とは、京都で不動産の売却をおこなう際に必要不可欠な書類です。
京都で不動産の売却価格を決めるためにも、まずは不動産会社に査定依頼します。
査定依頼の結果を書類にまとめたものが不動産査定書です。
不動産査定書には、「不動産会社の査定による書類」と「不動産鑑定事務所の査定による書類」の2通りあるので以下にご紹介します。
不動産会社の査定による書類
「不動産会社の査定による書類」とは、宅地建物取引士などの資格は必要なく、不動産会社が無料で査定し、作成した書類です。
京都の不動産会社の担当者が、市場相場価格などから不動産の査定額を算出します。
一般的な不動産の売却のときに、不動産会社の査定による書類が用いられます。
不動産鑑定事務所の査定による書類
一方で、「不動産鑑定事務所の査定による書類」とは、国家資格を所有する不動産鑑定士が査定し、作成した書類です。
不動産鑑定書ともいわれ、一般的に依頼には約15〜30万円の費用が必要です。
不動産鑑定士によって、取引事例比較法・収益還元法・原価法などさまざまな視点から精密に査定され、作成される書類です。
離婚の財産分与や相続の遺産分割や生前贈与など、公の場での資料が必要なときに、不動産鑑定士による査定書が用いられます。
京都で査定依頼をする際の注意点について以下の記事で詳しく説明されているので参考にしてください。
不動産査定書の内容と読み解き方
不動産査定書には定められた書式がなく、京都の不動産会社によって作成方法はさまざまです。
不動産流通推進センターのホームページから査定書の雛形が見られるので、参考に目を通してみるのもおすすめです。
また、不動産査定書に記載される以下の大まかな内容を理解し、査定書を見る際の参考にしてみてください。
不動産の基本情報
まずは京都で査定した不動産の種類、所在地、交通アクセスが記載されます。
さらに土地の面積・形状・接道・用途地域や、建物の面積・構造・築年数・間取り・方位などが記載され、マンションの場合は加えて専有面積・総戸数・所有階数・管理費などが記載されます。
不動産の評点
京都の不動産のさまざまな条件を点数(評点)で評価し、総合評点を算出した表が記載されています。
たとえば、交通の便や周辺環境、土地の形状や建物のグレードなどの条件です。
さまざまな条件から算出された総合点数と、基本となる金額をあわせて最終的に査定額が出されます。
不動産の査定額
基本となる査定額の算出方法は、土地だと評価額、建物だと減価率で算出されるケースが多いです。
さらに建物の場合は取引事例比較法や原価法といった計算方法を使用する場合もあります。
そして最後に流通性比率と合わせて算出されます。
この流動性比率とは、現在の市場状況から査定した不動産が売りやすいかどうかを数値化したものです。
1.00を基準とし、売れやすいと評価されるとプラスになり、売れにくいと評価されるとマイナスになります。
なお、査定額は成約できる価格ではなく、売りに出すときの価格なので注意してください。
不動産査定書から京都の不動産会社を見極めるポイント
不動産査定書は形式が決まっていないため、査定書の仕上がりによって、頼れる京都の不動産会社であるか等を見極められると言えるでしょう。
ここでは査定書の読み解き方のポイントをご紹介します。
査定結果が明確であるか
査定額を明確に表示せずに約○○万円や、○○万円〜○○万円など大まかな価格を出している不動産査定書には注意してください。
不動産査定額はピッタリと算出できるものなので、何かあった時のために、故意に価格の幅を広げている可能性があります。
査定額が大まかな価格表記ではなく、ピッタリと明確に表記されているかをチェックしましょう。
コメントが記入されているか
不動産査定書には算出方法の他にも、不動産のセールスポイントや評価に関するポイントを記入するケースがあります。
コメントは詳細がきちんと分かりやすく記載されているかも大事なポイントです。
セールスポイントや評価に関するポイントの詳細が、売主に対して分かりやすく説明できているかどうかを着目しましょう。
なぜなら、不動産を売却する際の買い手へのアピールも上手な不動産会社であると言えるからです。
全体的に充実した内容で作成されているか
査定額とコメントの他にも、全体的に読みやすく充実した査定書であるかも大事なポイントです。
査定書は写真や根拠となる資料を使って作成すると、10ページ以上になるケースが多いです。
あまりにも資料が少なくて内容が薄い査定書だと、実際の売却の時に使用されるチラシや不動産資料も分かりにくい可能性があります。
査定書で資料作成のセンスが分かるので、全体的に読みやすくなっているかをチェックしましょう。
京都で不動産査定をする際は、ライズ不動産販売がおすすめ!
今回は不動産査定書の概要と内容や読み解き方に加えて、査定書から京都の不動産会社を見極めるポイントをご紹介しました。
不動産査定書の読み解き方を理解して、安心して頼れる京都の不動産会社を見極めましょう。
京都で家を売りたいとお考えの方は、ぜひともライズ不動産販売に査定依頼をしてみてください。