囲い込み・両手仲介とは?不動産の売却活動時に知っておきたい用語を解説

囲い込み・両手仲介とは?不動産の売却活動時に知っておきたい用語を解説

不動産の売却活動を進めると、普段聞き慣れない言葉と向き合う機会が多くなるでしょう。

売却活動を始める前に、よく使われる不動産用語を覚えておくと、不動産会社と話す際に説明などが理解しやすくスムーズに進められます。

今回は不動産の売却活動を進めていく際に、よく使われる不動産用語一覧をご説明します。

目次

不動産の売却活動時に覚えておきたい不動産用語一覧をご紹介!

不動産会社に売却したい不動産の仲介を依頼すると、売却活動がはじまります。

まず不動産会社は、売却したい不動産情報を、折り込みチラシやホームページなどを利用して宣伝します。

次に購入希望者に不動産を実際に案内し、購入の意思が固まれば売買契約が成立し、売却完了です。

ここでは売却活動時に覚えておきたい不動産用語一覧をご紹介します。

用語1:両手仲介用語1:両手仲介

両手仲介という用語は、1社の不動産会社が、売主と買主の両方から仲介手数料を受け取ることを指します。

仲介手数料は売却が成功したら受け取れる成功報酬です。

不動産会社が、不動産を売却するために折り込みチラシやインターネットを通じて物件を宣伝したり、現地で内覧をおこなったりと売却活動をおこなうための手数料といえます。

仲介手数料は、法律で上限額が定められており、以下の計算式で求められます。

売買価格×3%+6万円+消費税

たとえば2千万円の不動産を売却した場合の仲介手数料は、約73万円です。

仲介手数料は不動産会社にとって根幹をなす収入源です。

仲介を依頼された不動産を、手持ちの顧客が購入してくれた場合、不動産会社は買主からも売主と同様の仲介手数料を受け取れ、両手仲介が成立します。

しかし、不動産の買主が、別の不動産会社を介して購入した場合、仲介手数料の報酬は受け取れず、これは片手仲介といいます。

用語2:囲い込み用語2:囲い込み

囲い込みという用語は、不動産会社が故意に両手仲介を狙うことを意味します。

先述したとおり、仲介手数料は不動産会社にとっての大きな収入源です。

片手仲介だと売主からの仲介手数料しか受け取れませんが、売主と買主の両方から仲介手数料が受け取れると収益も2倍に上がります。

したがって、故意に両手仲介を狙う不動産会社が存在するのが現状です。

たとえば、専属媒介契約や専属専任媒介契約を結び、レインズに物件の情報を公開して他の不動産会社から物件の問い合わせが来たとしても「ただいま商談中です」と言って紹介を断ってしまうのです。

囲い込みをされてしまうと、他の不動産会社からの紹介がストップされるため、窓口が狭くなってしまいます。

そのため、売却までに時間がかかる恐れがあります。

囲い込みがされていないかどうかは、売却したい不動産がレインズに登録されているのかを確認したり、信頼できる不動産会社を選んだりすることが大切です。

囲い込みについては以下の記事でも詳しくご紹介しています。

京都の不動産における「囲い込み」とは?対策についてもご紹介

用語3:内覧用語3:内覧

内覧という用語は、不動産を購入する前に、買い手が実際に不動産を訪れて見学することを意味します。

同じようによく聞く言葉に内見がありますが、これは内覧と同じ意味です。

内見は賃貸物件で使われ、内覧は戸建てやマンションなどの不動産を購入する際に使用されるのが一般的です。

不動産の売却において、内覧は実際に物件を買主に見てもらえる重要な場面になります。

内覧の日までに室内の掃除や片付けをおこない、当日は気持ちのよい対応で物件をアピールしましょう。

また、物件をアピールするポイントとして、ハウスクリーニングやリフォームをおこなうのもおすすめです。

ただし、大掛かりなリフォームをおこなっても売却価格に上乗せできません。

水回りにハウスクリーニングをしたり気になる点をプチリフォームしたりするなど、ポイントをおさえて内覧に備えましょう。

以下の記事に内覧の手順とコツについて詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

重要!マンション売却の成功の鍵となる内覧の手順とコツをご紹介!

用語4:ホームステージング用語4:ホームステージング

ホームステージングとは、売却したい不動産の室内を、インテリアなどを利用してモデルルームのように演出する方法を指す用語です。

もともとは、中古物件の流通が盛んなアメリカでおこなわれていた売却方法ですが、近年日本でもホームステージングの利用者が増えています。

なぜならば、ホームステージングの利用によって、早期売却が期待できるからです。

たとえば、折り込みチラシやインターネットでの物件情報にもホームステージングをおこなった写真を掲載できるため、内覧希望者数が増えたとのデータがあります。

また、ホームステージングを利用すると、1ヶ月以内で売却できたケースが多いとのデータもあります。

最近では、インテリアを搬入する手間が省かれる上に低コストで利用できる「バーチャルホームステージング」も注目されています。

参考:ホームステージング白書2021

不動産がなかなか売却できない場合、数十万〜百万円の単位で値下げに踏み切ってしまいがちです。

しかし、費用相場が数万〜数十万円であるホームステージングをおこなうだけで、値下げをせずに早期売却が期待できるのです。

京都で不動産の売却を依頼するときはライズ不動産販売へ!

今回は、不動産売却の活動を進めていくときに覚えておきたい不動産用語一覧をご紹介しました。

この記事を参考に、不動産用語一覧を理解したうえで売却活動をスムーズに進めて売却を成功させましょう。

ライズ不動産販売では、豊富な知識と経験を持つ社長も現役営業マンとして活躍しています。

不動産用語で疑問に感じたときや、売却に関する不安や悩みもお気軽にご相談ください。

売却までスタッフ一同で丁寧にサポート致します。

無料査定もおこなっていますので、京都で不動産の売却を依頼する際には、ぜひライズ不動産販売までご相談ください。

無料査定フォーム|ライズ不動産販売

目次