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不動産売買について調べていると「一般媒介」や「仲介手数料」といった、なじみのない不動産用語を目にすることも多いでしょう。
今回は難しく感じてしまう「一般媒介」や「仲介手数料」といった、不動産用語の特徴や違いについて分かりやすくご説明します。
一般媒介？仲介手数料？よく耳にする不動産用語の特徴や違いとは
不動産売買では「媒介」と「仲介」という用語をよく使います。
そして両者は、どちらとも不動産売買において「売主と買主の間をとりもつこと」を意味します。
しかし、使われ方が少々違うので、不動産用語と共に把握しましょう。
よく目にする不動産用語「一般媒介」とは？
売主が、不動産の売買を不動産会社に依頼することを「仲介」といいます。
不動産の売却活動を依頼するにあたり、売主は不動産会社と媒介契約を結びます。
この売主と不動産会社との媒介契約には3種類あるのですが、そのひとつが「一般媒介」です。
一般媒介契約とは、複数の不動産会社に対して不動産の仲介を依頼できる契約を指します。
複数の不動産会社に依頼することで、不動産会社同士が競い合い、不動産売却活動が積極的に行われます。
そのため、高値で売却できる可能性も高くなり、この点はメリットです。
一般媒介は、売却をしたい不動産の立地条件がいい場合に向いている契約です。
複数の不動産会社に依頼して、一番条件のいいところを選びましょう。
よく目にする不動産用語「仲介手数料」とは？
「仲介手数料」とは、不動産会社に支払う、成功報酬のことです。
買主との不動産売買契約が成立し、その際に支払う手数料なので、売却できなかった場合には支払う必要はありません。
売買契約時に仲介手数料の半分を支払い、不動産の引き渡し時に、残りの半分を支払います。
仲介手数料の上限額は、売却価格によって変動し、具体的には以下のような計算式になります。
- 200万円以下の部分：売却価格×5％＋消費税
- 200万円超400万円以下の部分：売却価格×4％＋消費税
- 400万円以上の部分：売却価格×3％＋消費税
この仲介手数料の上限金額は法律によって定められていますが、相場は決まっていません。
そのため、仲介手数料の値引きが可能であり、値引きによって、不動産を売却した時に残るお金も増えます。
しかし値引きは不動産会社側にとっては報酬が減ることになるため、不動産会社から手厚いサポートが受けられなくなる可能性もあります。
不動産会社を検討する際には、仲介手数料に着目するのもいいです。
よく目にする不動産用語「レインズ」とは？
レインズとは、不動産の物件情報を登録して各不動産会社と共有し、それぞれで閲覧できるネットワークシステムです。
「レインズ（REINS）」という名称は、「Real Estate Information Network System」のそれぞれの頭文字を並べたものです。
そして、国土交通省に指定された全国に4箇所ある不動産流通機構が運営・管理をおこなっています。
一度レインズに登録されると、多くの不動産会社に情報が共有されるので、買い手が見つかりやすく、この点はメリットです。
また、一般の人でも閲覧可能な「REINS Market Information」というサイトがあります。
こちらでは、過去実際に成約された土地売買取引情報の閲覧が可能です。
自分の売却したい不動産がある地域で、条件などが似ている物件を閲覧することで、およその相場が調べられます。
自分の不動産がいくらで売れるのか気になる方もいることでしょう。
自分の不動産の相場が気になる方は、ぜひレインズを活用して、調査をしてみてはいかがでしょうか。
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今回は「一般媒介」と「仲介手数料」、そして「レインズ」についてご説明しました。
一般媒介とは、不動産の売却を依頼するときに不動産会社と結ぶ媒介契約のことです。
仲介手数料とは、不動産の売却に成功し売買契約が無事に締結した後に、不動産会社に支払う報酬のことです。
またレインズとは、不動産の物件情報を登録し、不動産会社同士で共有するネットワークシステムを指します。
ライズ不動産販売では不動産販売で知っておきたい知識を、コラムにて毎月ご紹介しています。
事前に不動産用語を理解しておくと、不動産の売却が安心してスムーズに進められます。
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「不動産相続」や「相続登記」については、以下の記事で詳しくご紹介しているので、あわせてご覧ください。
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