京都市のマンションに住んでいたが、急な転勤や家庭の事情などで、売却せざるを得なくなった方もいることでしょう。
京都市のマンションの買取価格は気になるところです。
今回はマンションの買取価格について、仲介との違いやメリットをご説明します。
また、京都市でのマンションの売買価格の相場や動向を詳しくご紹介するのでぜひ最後までご覧ください。
京都市でのマンション買取について紹介!
そもそもマンション買取とはどのようなもので、買取価格はどれくらいなのでしょうか。
ここでは仲介との違いやメリットと併せてご説明します。
マンション買取とは
マンション買取とは、不動産会社が買主となり、直接顧客からマンションを買い取ることです。
マンションの買取価格は不動産会社が提示した価格によって決まります。
不動産会社は買い取ったマンションに、クリーニングやリノベーションなどをおこない、新たな買主を探します。
マンション買取と仲介との違い
仲介では、不動産会社にマンションの売却を依頼し、買い手を探してもらいます。
まず、売主は不動産会社と媒介契約を結び、仲介を依頼します。
次に不動産会社は、インターネットやチラシを利用して売却活動をおこない、買い手を探します。
仲介では売却するまでの段階が多く、マンションの引き渡しまでには6ヶ月ほどの期間を要します。
売れ残ってしまうと、さらに売却までの時間が長引きかねません。
また、仲介では不動産会社の売却活動費となる、売却価格の3〜5%ほどの仲介手数料が発生します。
一方で買取では、不動産会社がマンションを直接買い取るため、長くても1ヶ月ほどで引き渡しが完了します。
また、売却活動が不要なため、仲介手数料がかかりません。
買取では不動産会社側が買い取ってから、クリーニングやリノベーションをおこないます。
そのため、仲介での売却に比べて買取価格が2〜3割ほど低くなります。
マンション買取のメリット
マンションを不動産会社に買い取ってもらうことの最大のメリットは、仲介に比べてスピーディーな売却と現金化が可能な点です。
リフォームをおこなったり内覧したりなどの手間が省かれるため、急な転勤などで時間がない方に最適の売却方法です。
また、契約不適合責任に問われないのもメリットのひとつでしょう。
マンション買取は不動産会社との契約のため、契約不適合責任が免除されます。
契約不適合責任とは、売買契約書に記載されていなかったマンションの故障箇所などが見つかった場合に、売主に課される賠償責任や契約の解除のことです。
また、仲介手数料が発生しない点もメリットのひとつです。
仲介手数料は、マンション売却時に必要な費用のなかでも、とくに高額になります。
たとえば売却価格が3千万円のマンションの仲介手数料は約105万円です。
高額な仲介手数料がかからないのは、マンション買取ならではの強みです。
不動産の詳しい買取の流れについては、以下の記事にて詳しくご紹介しているのでぜひご覧ください。
京都市でのマンション売買価格の相場や動向
日本ではコロナ禍やウッドショック、ウクライナ情勢の影響で建材が高騰しているため、新築物件の販売価格が上がっています。
そのため、大手ハウスメーカーが、次々に新築物件の値上げを発表しています。
そして、それに伴って中古物件に需要が高まることが予想されています。
マンションの売買価格の相場について気になる方もいることでしょう。
ここでは京都市でのマンションの売買価格や動向をご紹介します。
京都市でのマンションの市場動向
今回は、REINS Market Informationにて調査した、京都市での2020年〜2022年におけるマンションの市場動向をご紹介します。
成約件数 | 平均成約価格 | 平均㎡単価 | |
2020年11月〜2021年1月 | 321件 | 2811.98万円 | 44.73万円/㎡ |
2022年8月〜2022年10月 | 343件 | 3077.89万円 | 48.75万円/㎡ |
成約件数・平均成約価格・平均㎡単価のすべてにおいて上昇中であることが分かります。
上記のように京都市でマンション買取を検討する際には、REINS Market Informationなどのマーケット情報から相場価格の動向を調べましょう。
(参照:REINS Market Information「マーケット情報」)
京都市の人口推移
京都市の2021年〜2022年の人口推移を以下にてご紹介します。
総人口 | 総世帯数 | |
2021年11月 | 1,462,900人 | 729,324世帯 |
2022年11月 | 1,448,955人 | 740,034世帯 |
増減 | −13,945人 | +10,710世帯 |
世帯数は2021年11月から2022年11月までに10,710世帯増えています。
しかし総人口数は2020年11月から2022年11月までに13,945人が減少しています。
京都市の総人口が減少傾向にあるのは、少子高齢化が進み、20〜30代の子育て世代が働き口を求めて市外へと出ていく傾向にあるからです。
京都市では今後も人口の減少が進むと予想されています。
人口が減少すると、マンションの需要が少なくなるとも考えられます。
マンション買取のタイミングは、上述したような人口推移なども考慮したうえで判断しましょう。
(参照:京都市統計ポータル)
(参考:京都の情報館「人口減少について」)
京都市でのマンション買取はライズ不動産販売へ!
今回は京都市でのマンション買取価格と、売買価格の相場や動向についてご紹介しました。
マンション買取では、高額な仲介手数料が不要なうえにスピーディな現金化が可能です。
また、京都市でマンションを売りたい方は、売買価格や人口推移などのさまざまな要素を鑑みて、検討するとよいでしょう。
京都市でのマンション買取は、京都での実績が豊富なライズ不動産販売にぜひともお任せください。