空き家の売却を検討しているが、室内に多くの遺品や不用品が残っている場合、片づけをする必要があるのか迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
空き家をなるべく高く売却するためにも、室内をきれいに片づけるのがおすすめです。
そこで今回は、相続した空き家を売却したい方向けに、片づけが必要な理由や不用品の処分方法と注意点についてご紹介します。
空き家の不用品を片づけるべき理由とは?処分方法についてご紹介!
空き家は原則、不用品を処分してから売却するのが必須です。
仲介を依頼する不動産会社によっては、不用品の処分や片づけの依頼を引き受けたり、業者を紹介してくれたりする会社もあります。
空き家にある不用品を片づけるべき理由
できる限り高値で空き家を売却したい場合には、室内に残された遺品や不用品はすべて片付けてから売りに出すのがおすすめです。
すべて片付けてから売りに出すのがよい理由を以下にご説明します。
査定が上がる
室内の不用品を処分し、室内を空の状態にしてから査定依頼をおこなうと、査定が上がります。
一方で室内の遺品や不用品をそのままの状態で、不動産会社へ空き家の査定依頼をすると、周辺相場よりも査定額を下げられてしまいます。
なぜならば、室内にある不用品の処分費用などにかかる費用を見積もり、差し引きされるからです。
不動産会社が不用品の処理のために業者へ依頼するため、自分で処分するよりも高額な費用となることが予想されます。
なるべく自分で処分すると、空き家の売却後に手元に残るお金が増えます。
広く開放的な室内に見える
空き家の購入希望者が、室内に遺品や不用品がある状態のままで内見へと訪れた場合、部屋の圧迫感を感じてしまうでしょう。
また、遺品などが残っていると、明るい新生活のイメージをしづらく、空き家に魅力を感じてくれないかもしれません。
しかし、室内にある遺品や不用品を片付けて空の状態にすると、購入希望者へ広く開放的な印象を与えられます。
空き家にある不用品の処分方法
空き家にある不用品の処分方法には以下の方法があります。
- 自治体を利用して処分する
- リサイクルショップやフリマアプリなどを利用する
- 業者に依頼する
それぞれの方法を以下で紹介します。
自治体を利用して処分する
1つ目が自治体で実施されているゴミ回収を利用する方法です。
京都市では、普段の燃やすゴミでは回収できない大型のゴミや、引っ越しや大掃除で出た大量の不用品を戸別で回収してくれます。
不用品の種類によって400〜2,400円での回収が可能です。
また、京都市内にあるクリーンセンターへ直接、不用品を持ち込み方法もあります。
クリーンセンターでは、持ち込んだゴミの量によって費用が決まっています。
たとえば、100kgまでだと1,000円の費用が必要です。
しかし不用品の種類によっては回収ができない場合もあるため、事前に確認が必要です。
自治体を利用すると片付けの労力を要しますが、費用が抑えられるのがメリットです。
リサイクルショップやフリマアプリを利用する
遺品や不用品のなかでも、状態がよい物だと、リサイクルショップやフリマアプリを利用して売る方法もおすすめです。
売れると再利用ができるため、環境にも優しく、現金化できるのがメリットです。
しかし、リサイクルショップへ持ち込んでも買い取ってもらえなかったり、フリマアプリに出品してもすぐに売れなかったりする可能性がある点には注意してください。
まずは、リサイクルショップやフリマアプリを利用し、売れなかった場合には処分をするとよいでしょう。
業者に依頼する
最後が遺品の整理や、不用品の搬出と処分、室内の清掃などをおこなってくれる専門業者へ依頼する方法です。
労力が不要なうえに、短時間で片付けが完了します。
しかし、費用がかかる点には注意が必要です。
処分するゴミの量が多いと、後から追加料金を請求される可能性もあります。
予算に余裕がり、空き家の片付けをする時間がない方にはおすすめの方法です。
空き家にある不用品を処分する際の注意点
空き家にある不用品を片づけて処分する際には、親族や兄弟と遺品の整理をしてからおこないましょう。
空き家の不用品を処分する際の注意点を以下にご説明します。
親族や兄弟と話し合いながら処分する
空き家にある遺品は、親族や兄弟と話し合い、残すものと処分するものを決めましょう。
遺品のなかには、現金や貴金属などの相続に関わる貴重品が残っている可能性も考えられます。
また、親族や兄弟のなかには、遺品を形見として欲しいと思う方もいらっしゃるでしょう。
勝手に遺品整理を進めて処分してしまうと、後々トラブルにもつながります。
親族や親兄弟とよく話し合い、遺品整理とおこなってから、不用品の処分をおこなうことが大切です。
親族や兄弟と分担する
空き家の不用品の片づけや処分は、親族や親兄弟と分担して進める点に注意しましょう。
「遠方に住んでいる」「仕事で忙しい」などが原因で、なかなか不用品の処分を手伝えない方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、空き家の近くに住む親族や兄弟に任せっきりだと、負担が偏り、トラブルへと発展する恐れがあります。
事前に親族や兄弟と話し合い、分担やスケジュールを組んでお互いに納得ができるように、不用品の処分を進めることが大切です。
空き家の売却に必要な費用について
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今回は、空き家に残っている不用品の処理方法や注意点についてご紹介しました。
空き家を高く売却するためにも、不用品の片づけは必須です。
空き家にある不用品の処分方法には以下の方法があります。
- 自治体を利用して処分する
- リサイクルショップやフリマアプリなどを利用する
- 業者に依頼する
不用品を片づけて処分する際には、親族や兄弟とよく話し合い、分担しておこなう点には注意しましょう。
弊社ライズ不動産販売では、空き家の売却における清掃やハウスクリーニングなどの相談も承っています。
ぜひお気軽にご相談ください。