京都で民泊を営んでいたが、事業から離れて売却しようと検討中の方もいらっしゃるでしょう。
民泊は、売却するターゲット層が限られてくるため、不動産会社に直接買い取ってもらう方法がおすすめです。
今回は、民泊の事業から離れる方に向けて、買取のメリットや仲介との違いをご紹介します。
京都の民泊を売却するポイント
まずは、京都の民泊を業者に依頼して売却する際のポイントについてご紹介します。
注意点をきちんと押さえておくことで失敗しない民泊の売却につなげましょう。
民泊物件の売却を業者に依頼する際には、2種類の選択肢があります
それが仲介と買取です。
民泊の種類や立地によって仲介で売却するのか買取で売却するのかを選びましょう。
種類や立地によって大きく異なります。仲介と売却の違いを理解しておくことで所有している民泊はどちらで売却するのが適正なのか見極めることができます。
仲介のメリット
仲介のメリットとしては、主に以下の2点が挙げられます。
- 売却先の選択肢が多い
- 高値で売れる可能性がある
はじめに、仲介のメリットについて詳しく見ていきましょう。
売却先の選択肢が多い
仲介を利用するメリットは、売却先の選択肢が多いところにあります。
物件には、所有して経営している所有権型、賃借して経営している賃借権型があります。
さまざまな物件がありますが、種類を問わずに売却先を探せるのが仲介のメリットです。
民泊物件の取扱いをしている業者を見つけることは比較的容易なので、ぜひ探してみてください。
高値で売れる可能性がある
仲介のメリットは、業者に買取を依頼するよりも高値で売却できるところにもあります。
仲介の場合、さまざまな買主が現れる可能性があります。
物件を長く所有して民泊営業を続ける投資家が現れるかもしれません。
また、物件が所在する地域にこだわりを持つ投資家が家主になることもあるでしょう。
このように、物件を買いたい理由は買主によって異なります。
さまざまな購入検討者へアプローチできるので買取を依頼するよりも高値で売却できる可能性が高まります。
仲介のデメリット
仲介のデメリットとしては、主に以下の3点が挙げられます。
- 売却相手が見つからず時間がかかる可能性がある
- 手間がかかってしまう
- 仲介手数料がかかってしまう
仲介における時間や手間は、収支計画を立てるうえでリスクです。
そのため、上記3点のデメリットについて詳しく見ていきます。
売却相手が見つからない可能性がある
仲介では、不動産の購入を考えている人と交渉する必要性が生じます
もし売却が成立しなければ、振り出しに戻ります。
そのため、売却までに莫大な時間がかかる可能性があるのです。
たとえ買主が見つかっても、金融機関の融資審査に時間がかかったり、審査に落ちてまた探し直したりする場合も。
売却を考えていた期間と大きくずれてしまうのは避けたいですね。
しかし時間がかからずにすぐに終わることもあるので根気強く続けましょう。
手間がかかる
仲介では、売主がしなければならない手続きが多数あります。
買主が決まっても、民泊業に関連する資産の引き継ぎをする必要があるため、買主の条件に合わせて売主が手続きをしなければなりません。
手間はかかってしまいますが根気強く進めましょう。
手数料がかかる
仲介を不動産業者に依頼した場合、売買価格の3%に加え6万円もの仲介手数料がかかってしまいます。
つまり、高値がつくほど仲介手数料がかかってしまうのでこれはデメリットです。
しかし、不動産業者によって手数料は違うので手数料を吟味しましょう。
買取のメリット
次に買取のメリットについてご紹介します。
先ほどご紹介した仲介のメリット・デメリットと比較しながら参考にしてください。
買取のメリットは以下の2点が挙げられます。
- 短期間で売却できる
- 手間、手数料がかからない
メリットを理解することで買取をスムーズに進めることができるでしょう。
短期間で売却できる
買取は仲介とは異なり、物件の売却先がすでに決まっています。
そのため、買主を探す手間がかかりません。
不動産業者に買取依頼をする場合は、複数の買取業者に依頼することで査定額や買取条件を比較することも可能です。
手間・手数料がかからない
民泊を不動産業者に買取ってもらう場合は、仲介手数料がかかりません。
仲介で売却する場合には売買価格の3%に加え6万円の仲介手数料がかかるので、かなりの費用を抑えることが可能です。
また買取を利用すれば買主と直接交渉ができ、別途仲介手数料を支払うこともありません。
買取のデメリット
買取のデメリットとしては以下の2点が挙げられます。
- 買取先が限定される
- 売却価格が安くなる傾向がある
上記2点のメリットについて詳しく見ていきます。
買取先が限定される
不動産業者に買取を依頼すると、立地によって得意・不得意があることがデメリットです。
たとえば地方の観光地であれば、地元の不動産業者やリゾート地専門の不動産業者など、買取先が限定されてしまう可能性があります。
一部の不動産業者にしか売却できなければ買取価格を比較することができません。
賃貸型の物件であれば、間口はさらに限定されます。
最悪の場合不動産業者が見つからないことも考えられます。
まずは所有する物件の立地を確認しましょう。
売却価格が安くなる傾向がある
買取を依頼すると売却価格が安くなりやすいというデメリットがあります。
買取の業者は短期間で収益を得るために民泊を買い取ることが多いです。
物件を購入した後、コストをかけて物件にリノベーションなどを行い、市場価値を高めるため安く買い取られることが多いのです。
また、物件購入後にも売却できないため、リスクを抱えます。
そのため安い価格で買い取られるのです。
仲介に比べて買取価格が安くなってしまうことが買取におけるデメリットです。
民泊の売却目的を考えることが一番のポイント!
今回は、京都で民泊を売却するポイントや買取で売却するメリット、デメリットをご紹介しました。
時間や手間がかかってでも高値で売却したいのであれば仲介を検討しましょう。
売却価格が安くてもいいから時間や手間をかけたくない方には買取をおすすめします。
それぞれの目的に合った売却方法で京都の民泊を売却するようにしましょう。
ライズ不動産販売様は古民家を知り尽くしたスペシャリストです。
京都では京町屋特有の建物を活かした民泊が多いため、買い取ってくれる不動産会社選びが大切です。
京都の民泊の買取をご検討中の方はライズ不動産販売へご相談ください。
また、京都の不動産会社の選び方は下記の記事でも詳しくご紹介しているのでぜひあわせてご覧ください。