不動産売却を検討する際に度々目にする不動産用語。
不動産売却の際には、不動産用語をしっかり理解したうえで手続きを進める必要があります。
しかし、聞きなじみのない用語が多く、理解するのに苦戦している方も多いでしょう。
そこで今回は、不動産売却する際に知っておくべき不動産用語についてご紹介します。
京都で不動産売却する際に用いられる不動産用語とは?〜査定時〜
不動産を売却したいとき、まずいくらで売れるのかが気になる点ではないでしょうか。
不動産がどのくらいの価格で売却できるかを知るには、やはり不動産会社へ査定依頼するのが良いでしょう。
今回は、査定の段階において知っておくべき不動産用語をまとめました。
査定時に知っておくべき不動産用語一覧
不動産の査定時や測量依頼する中で、さまざまな不動産用語が出ることでしょう。
ここでは、査定時に頻出する不動産用語一覧をまとめましたので、ぜひとも参考にしてください。
・机上査定と訪問査定
「査定」とは、不動産売却における基本的な用語であり、売却したい不動産がどのくらいの価格で売れるのか算出することを指します。
そして査定には、「机上査定」と「訪問査定」の2つの用語があります。
どちらも不動産売却をスムーズに進めるために必要となる知識なので、ぜひ把握しておきましょう。
「机上査定」は、売却したい不動産の周辺相場や公的な価格などからおおよその価格をスピーディに算出することを指します。
メールや電話のみの問い合わせでも対応してくれるので、「今すぐには売却しないが大体の価格が知りたい」という方に最適です。
「訪問査定」では、相場や公的な価格などを調査したうえで、売却したい不動産を実際に訪問して家の状態や周辺環境までも詳細にチェックし、価格を算出します。
机上査定よりも詳細に調査するので、実際に不動産売却する際は、こちらの査定方法で依頼しましょう。
査定で算出された価格を査定額といいますが、実際は査定額そのままでは売れない場合もあるので注意してください。
査定については以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひとも参考にしてみてください。
京都での不動産査定で失敗しないために知っておきたい査定方法3選
・「実勢価格と公示価格」
「実勢価格」と「公示価格」は査定額を決めるときに用いられる不動産用語です。
「実勢価格」とは、不動産が市場で実際に取引された価格のことです。
売主と買主が交渉したうえで決められた価格なので、販売価格のときと異なるケースも多いでしょう。
「公示価格」とは、簡単に説明すると、国が調査し公表している「地価の目安になるもの」です。
公示価格は、国土交通省のWEB サイトである「土地情報総合システム」にて調査したい地域を検索すれば、確認が可能です。
また、「土地情報総合システム」は、近くの地域での似たような物件の取引価格を調査するときによく利用されます。
・測量
「測量」も、査定額を決めるときに用いられる不動産用語です。
不動産の査定をおこなう際には、正確な土地の面積の把握が必要となります。
そして正確な土地の面積を知るうえで必須なのが「測量」です。
土地の測量は、測量した記録が古いときや境界杭が古くて境界線が確認できないとき、高額な土地の取引時に必要となります。
そして、測量には現況測量と確定測量があります。
現況測量は、ブロック塀や既存境界杭から、大まかな土地の面積を算出する方法です。
一方、確定測量では、土地家屋調査士という専門家によって測量されるため、より正確な測量図が仕上がります。
土地売却するうえでトラブルを回避するためにも、正確な土地面積が算出できる確定測量を選びましょう。
・ホームインスペクション
「ホームインスペクション」とは、近年見るようになった不動産用語の1つです。
「ホームインスペクション」とは資格を所有した専門家が、家の欠陥箇所や修繕すべき箇所などを詳細に診断してくれるものです。
2018年の宅地建物取引業法によって、不動産会社によるホームインスペクションの結果の説明が義務化されました。
ホームインスペクションには5万円ほどの費用がかかってしまいます。
しかし、売却前に売主がホームインスペクションをおこなうと、買主に安心感や信頼感を与えられるので、スムーズな売却につながります。
・アンダーローンとオーバーローン
不動産を売却する前に注意しておきたい「アンダーローン」と「オーバーローン」の不動産用語の違いをここではご紹介します。
「アンダーローン」とは、残っている住宅ローンが不動産の売却価格を下回っていることです。
この場合だと、売却価格によって住宅ローンの完済が可能なため、問題なく不動産の売却ができます。
一方で「オーバーローン」とは、残っている住宅ローンが不動産の売却価格を上回ってしまうことです。
この場合、預貯金などで残りの住宅ローンを完済してから売却する必要があります。
もし、預貯金などから捻出しても残りの住宅ローンを完済できないとなると、そもそも不動産の売却ができなくなるので注意しましょう。
残っている住宅ローン額と、査定額を調査することで、アンダーローンかオーバーローンであるかの判断ができます。
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今回は、不動産売却の際に踏まえておくべき不動産用語についてご紹介しました。
ぜひ、この記事を参考にして不動産の知識を深めてみてはいかがでしょうか。
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