東山区 今熊野 老朽化激しい京町家
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2021年4月 東山区

担当者からのコメント
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担当:宮川和秀
担当:宮川和秀
今熊野の老朽化激しい京町家。軽自動車がやっと。空家期間は半年だが経年劣化で全てが限界に来ている状態。お風呂はあとから据え付けたタイプの小さいユニット製のものだった。査定書の仲介適正価格を決めるのが難しかった。なぜなら、民泊ブームの時はこの辺りも高値で取り引きされたが、最近は下火だからです。悩んだ結果1000万円弱の内容にしました。数社の中からご指名を頂き、その価格で販売活動開始したが、結果が出せず3ヵ月が過ぎました。この間、キツめの価格交渉のお申込みが2件入ったが、いずれもまとまりませんでした。「もう更新はして頂けないかな。。」と思っていたら「価格を少し下げてやってみて下さい。」と更新して下さいました。6ヵ月目に入った時、R社のH社長が「ボクが管理していくんですけど、東京のイイお客さんが収益用に買う言うてますので買付いれます。上品なお客さんです。幾らか安くなる??」と聞いて下さったが「ごめんなさい。価格交渉一切無理なんです。満額にして下さい!」とお願いし、結果、満額のFAXが送られてきました。相場からすると少し高かったと思います。「最終的にこの不動産を買ったのは、京都の人ではなくやっぱり府外それも東京の人か!!」と思わされる一軒でした。町家の雰囲気はそのままに、キレイに蘇る日を売主様も私も楽しみにしています。