志賀越道沿い土地21坪、元駐車場。
Works

2023年9月 左京区

担当者からのコメント
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担当:宮川和秀
担当:宮川和秀
土砂災害警戒区域(土石流)内で裏の河川(白川)との高低差は10m。
売主様の希望価格で販売活動開始。
高いようにも思えるし、安いようにも思えた。
「資材置き場として使ってくれる方に買ってもらえたらいいな。」と思いつつ
「建築条件なし!お好きな工務店で建築いただけます!」のキャッチコピーとともに苦し紛れに建物プランも載せてみた。
載せてはみたが基礎工事費用は未知数だった。
「北白川周辺で安価な住宅用地を探しているお客様にはアリかもしれない。」という淡い期待も寄せていたが、問い合わせ等、一向に入らなかった。
「坪単価安い!」と思い、現地に行って高低差10mの白川をのぞき込んだら、めまいしてしまうパターンだったと思う。
「いつまで入れなアカンのやろ!?」と思いつつ毎週、毎週「この期間、弊社を含め他社様からも特に具体的なお問い合わせ等はございませんでした。引き続き頑張ります。」という報告を入れた。
販売活動開始して1年と3カ月、西宮市の不動産業者さんから「ウチのお客さんが欲しがってるんで買付入れます。」と初めて申込が入った。しかもほぼ満額で。
この物件、この価格帯で売れると思っていませんでした。
古臭い表現だが、決済時、私にはその赤い糸なるものが見えた。
どんな家が建つのか、今から非常に楽しみです!