実は再建築できます!物件
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2023年1月 左京区

担当者からのコメント
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担当:永澤仁崇
担当:永澤仁崇
疎水脇、旗竿式の広い土地。間口は1.9mとギリギリ接道不足(※)。再建築不可の土地でした。実際に売主様がご購入されたときは再建築不可物件として購入されたようです。

接道が不足している道とは逆側にも道路があり、その道路との間には水路。そのままでは接道にはなりませんが、売主様はご自身で考えつき、水路上に許可を得て橋を架け、水路の向こう側の道路に接道させることにより再建築時、許可が降りる見込みとなりました。

ご内覧いただいた方にこれを説明するのがなかなか大変でしたが、このエリアでこの広さの土地。建替えが出来る(可能性が高い)不動産としては魅力的な価格だとご検討いただきご契約となりました。

不動産屋の私でも思いつけるかわからない方法で資産価値を上げた売主様には脱帽です。
お手伝い出来て良かったです。ありがとうございました。


※)建築基準法上、道路に対し最低2m土地が接していなければ建物の建築が認められません。
本物件のように道に接している土地(接道)が2mない場合、今ある建物を取り壊してしまうと建築できない為、リフォームを繰り返していかなくてはいけない物件となります。
このようなことから再建築不可の土地は建築可能な土地と比べ、価値がかなり絞られてしまうことになります。