売却実績 04
Works
売れるとは思っていませんでした。20年近くほったらかしの空家。屋根には大きな穴が空き、床も崩れ落ちていました。
20年前、自宅のちょうど裏側に売り物件が出たので、改装して賃貸でまわしていこうと思い購入はしたものの、改装費用が結構かかるのと事業の方が忙しくなり、当初抱いていた計画も自然消滅し月日だけが過ぎていきました。 空き家対策特別措置法の危険な空き家の対象にもなってしまうので、もうそろそろ売却を…と考え始めた頃、センチュリー21ライズ不動産販売さんの「当社スタッフは建築業界出身ゆえ建物に精通しており、老朽化の進んだ不動産にも付加価値を見出します。」というチラシを見て無料査定を依頼しました。 現地でお会いした宮川さんは大工さんのような出で立ちでした。「査定の時は床下とか屋根の状態も確認したいので、この方が動きやすいんです。」と言って、間取り図を書き始めました。私は、こんなボロボロの物件、間取りを書いてどないするんやろ??と思いましたが、宮川さんによると「路地奥で再建築不可なので間取りが全てなんです。」と言うことでした。 「かなりヤバい状態ですが、骨組みが生きてますんで、まだまだ蘇らせられます。私も高知県の山奥の倒れかけの実家を8ヶ月かけて蘇らせた経験もあります。買って頂けるかどうか、紹介してみないと分かりませんが、是非担当させて下さい!」と言う宮川さんの強い言葉に背中を押され実際に販売をスタートしました。 宮川さんは下請けのリフォーム業者さんを引き連れて何度もなんどもお客様を現地案内してくれました。 老朽化がヒドかったせいで、小さい新築一軒建つくらいのリフォーム費用が必要になってくるとのことで、希望価格では売れませんでしたが、まずまず満足の条件で売却することが出来ました。 不動産業界に入るまでは大工をしていたという宮川さんの提案が、かなり含まれたリフォーム内容で仕上がり、現在は若いご夫婦が幸せそうに暮らしてくれています。 あの時、本当に宮川さんに背中を押して頂いて良かったと思っています。欲を言わせて頂くと、希望価格で売れて欲しかったです。
担当者からのコメント
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100組のお客様に気に入って頂く必要はなく、我々の仕事は気に入って頂けるたった1組のお客様にどう縁結びしていくかだと思います。
今後もそういう橋渡しが出来るよう、スタッフ一同精進して参ります。