二条駅徒歩10分の築不詳中古連棟(京町家風)
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2023年5月 中京区

担当者からのコメント
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担当:宮川和秀
担当:宮川和秀
コの字状の建築基準法上の道路に面してはいるが、幅員2.8mで近隣の自転車や植木鉢が道路を占有してて軽自動車も入っていけない。
空き家期間は3カ月だったが管理状態が悪く、裏のほうの屋根は崩れかかっていた。
「もう少し建物の程度が良ければ、、」と思いながら査定書を作成。
売れる値段が予想しづらく永澤と貞山にいっしょに考えてもらいながら販売開始適正価格と仲介適正価格を導き出した。厳しめの現実的な価格を提示した。
「ほかの不動産業者さんにも聞いてますんで。」ということだったので「声はかからないかな、、」とあきらめていたら、意外にも販売を依頼されることになった。
物件的に一般エンドユーザー様で決まらない確率のほうが高いと思ったので、前以て関連会社数社に買取価格提示のお願いをしたが「クルマが入っていけない。」「工事車両が入っていけない。」等の理由で大半が価格提示すらしてくれない。
そんな中、○○コーポレーション様だけが高価格、好条件をたたき出して下さった。
査定書に記した販売開始適正価格の約8割で仲介適正価格の約9割。
しかも「切り離し白紙特約も掘削白紙特約もなにも要らない。最悪はリフォームするし。」と中も見ずに決断。
予想以上の高価格、好条件だったので売主様も「GW前まで販売して決まらなければ○○コーポレーションさんに買ってもらう形でいい」ということで短期決戦(媒介期間1カ月半)で臨むことに。
初めの2週間は販売開始適正価格で。それで反響なければ仲介適正価格に。
結局、反響自体少ししかなく、老朽化と前面道路の狭さがネックとなって決まらず。
GW明けを待たずGW前に○○コーポレーション様と契約締結し先日無事に決済を終えた。
高価格、好条件で買ってくれたことに対して売主様も非常に喜んでおられました。
O社長は「最悪はリフォームして転売するし。」と仰ってくれたが、老朽化が激しすぎて実際にはリフォーム転売には不向きな物件で建て売りするしかない物件。
決済後、その足でお隣様に切り離しのお願いにお伺いすると
「母が寝たきりなので解体とかして欲しくない。」と追い返された。
「ヤバい!このままだと男買いしてくれたO社長に面目が立たない、、なんとか頑張って取り付けます!!」