二条城北の路地奥再建不可、町家風狭小連棟
Works

2022年8月 上京区

担当者からのコメント
Comment

担当:宮川和秀
担当:宮川和秀
二条城北の路地奥再建不可、町家風狭小連棟、10年空家で風呂なし。
査定にお伺いすると「こんな物件売れないと思ってず~っとほったらかしてるんです。
何より相続がややこしくて、、、近県にいる二人とも交流がなく、一人が行方不明で、、、」
と仰るので「大丈夫です!こういう路地奥の不動産を好きなお客様もいらっしゃいますし、相続手続きは売買契約後、引き渡しまでに完了すれば問題ありませんし、最悪、居場所を突き止められなくても行方不明の方の分は財産管理人を定めればいけますし。」
と販売活動に入った。
傾きやたわみがひどく、梯子のような階段を上って二階を歩くとボヨンボヨンと跳ねて
両隣にもそのボヨンボヨンがそのまま伝わってるようだった。
隣のテレビの音もそのまま聞こえてきていて屋根も、もう限界で雨漏り寸前。
マイナス要素が大半を占めていても、個人的には最初から気に入っていた。
「もし良かったら買い取らせて下さい!」とお願いし
条件をすり合わせ後、契約した。
安易な気持ちで契約したが、生きてるかどうか、どこで暮らしてるのか分からない40年近く連絡が途絶えている相続人探索をする司法書士は大変だった。
司法書士の頑張りの甲斐あって居場所も分かり契約内容にも合意をもらい、3か月経った昨日、やっと、無事決済が出来た。
40数年ぶりに再会されたようで
みなさん「えっ?!○○ちゃん?!うわ~・・・」と顔を見合わせていた。
それは、マスクをしてるからではなく、年取ってからやる数10年ぶりにやる同窓会によくあるパターンのように見えた。
ちょっと笑いそうになりましたが、不動産を売ることで今回のように、もう会うつもりもなかった方々が再会する、、、
今回、再会せざるを得なかったわけですが、非常に意味深い仕事をさせて頂いていることを再認識させられたそんな取引でした。