府庁近くの路地奥再建築不可物件
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2023年1月 上京区

担当者からのコメント
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担当:宮川和秀
担当:宮川和秀
府庁近くの路地奥再建築不可物件。
査定にお伺いすると路地奥に平屋が6軒並んでいた。居住中は1軒のみで他全て空き家。なんとなく暗~い感じが漂っていて決していい雰囲気とは言えなかった。まず目に飛び込んできたのは今にも崩れそうになった屋根。連棟住宅の為、両サイドの家の屋根までいっしょに崩れそうになっている。長年空き家で雨漏りを放置していた結果こうなったらしい。
中に入ると全体的に湿度が高い感じで洗面所周辺はシロアリにやられていた。
「今、この手の家どれくらいで売れるんですかね。」と聞かれエンド仲介適正価格をお伝えすると「5~6年前にある不動産会社さんに見てもらった時、ちょうどその価格で買い取るって言われたんですが、当時は母がまだ生きていたので手放すのは悪い気がして、結局そのまま月日が経ってしまって建物もこんな状態になってしまったんです。もしその価格で売れるならもう手放してもいいと思ってます。」と言われ「5~6年前はちょうど民泊ブーム真っただ中でこういう不動産をそれくらいの条件で買い取るところもあったと思いますが、今はもうムリです。」と言いかけたが、断ると仲介すらさせ頂けない雰囲気もあり、このところ買取物件数も乏しかったので「分かりました。同条件でウチが直接買い取らせて頂きます!」と答えた。
先日、決済が終わりカギを手にしたので早速K建匠に見てもらうと「屋根だけで500万くらいかかりますよ。」と言われ唖然。。100万くらいで直ると思った私が甘かった。。。
あとは「器用に安く」を売りにしてるM工務店だけが頼りです。。