南区 賃貸アパートを2棟
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2019年5月  南区

南区_道路に面した賃貸アパートの物件

担当者からのコメント
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担当:貞山元治
担当:貞山元治
本物件は賃貸アパートを2棟ともセットで売却したいとのご相談でした。
物件的には道路も広く、土地も大きいので、しっかりした家を建築できますが、
地域的に工場等が多い、工業エリアに位置している点がむずかしいとこ。
1棟に6部屋あり、2棟で12部屋がありましたが、居住中の方が3組おられました。
売却の際は居住者がおられる状態と誰もいない状態ではかなり価格が違ってきます。
そのため、「高く売却をできるようにアパートの居住者様に立ち退いて頂くところもお願いしたい。」と仰られました。
売主様はご高齢ということもあり、売主様に代わって居住者様へのご挨拶や売却のスケジュール等をお話に参りましたが、居住者の方々は「慣れ浸しんだこの土地とアパートを出て行きたくない。」となかなか受け入れてもらえませんでした。
売主様は売主様で「年齢的にも管理も難しいから売りたい。」と意見が合わず、そこのお話し合いをさせて頂きました。
当初、居住者の方もお話に同意してもらえなかったですが、売主様の現状や今後ことを考慮して頂き、何とか2組の居住者様には退出の方向で合意頂きましたが、残り1組の方はご自身の体調が悪く、入院されていました。意思能力も低下されており、1人では判断を下すことが難しい状態でした。
ご親族の方もおられなかったので、病院の先生方と話し合い、この方のためにも後見制度を使う方向で合致しました。
後見制度は半年以上かかるのと、申請を出したからといって、必ずしも許可が出るものでもないので、売主様も不安になっておられました。
また、この後見制度中に条件の良い買主様が現れました。
後見制度も無事に終わり、お取引の方も無事に終わりました。